フィーゼ島のアリア人気投票特典ドリーム小説
『ダーダイルと非日常』



「やぁ…俺の星の女神v」

は急に後ろから抱きしめられて、びくっと身体を硬直させた。
耳元に響く甘い囁き。
気だるさを含むような、そんな囁き。
「ダーダイルさっ…!」
振り向いて文句を言おうとした瞬間、の唇はダーダイルの唇によって強引に塞がれてしまう。
耳まで真っ赤になって必死に抵抗するが、生温い感触の舌が口内を襲うように滑り込んでくる。
それを防ぐ事が出来なくて、は成されるがままにその身を委ねた。
身を委ねればそのまま流されて負けてしまうのは知っているのだが。

その瞬間、その行為は突然の終わりを告げた。
熱を帯びた瞳で、ダーダイルを見つめると、ダーダイルは愛しげにを見つめ返す。
たった一つの激しい炎のような光を放つ瞳。
その瞳の中に自分だけが映っているのが嬉しい。
「…ふふ、可愛いね…v」
溶けてしまいそうな甘い音質。
抵抗していた自分を忘れて、ついそのままおねだりをしてしまいそうな彼の唇。
は急に恥かしくなって、もっと頬を紅潮させた。
それから、くるりとダーダイルに背を向ける。
「も、もう、ダーダイルさん…のばかっ」
それから、今まで自分がしていた海図作りの仕事へ向かった。
はかどるはずもないが、これ以上彼に付き合っている暇はない。
彼はいつもそうやってを困らせては、すぐに途中でそれを放棄する。
まるで、彼女の反応を楽しんでいるだけのようだった。
だから、それがには嫌だった。
強引にそういう気分にさせられるのに、気を許して身を委ねた瞬間、ダーダイルは行為を途中で終えてしまう。
まるで遊ばれているみたいで、恥かしい。
そう、これは辱めだ。

「…私は、仕事で忙しいんです。ダーダイルさんも、ちゃんと働いてくださいねっ」
顔を見ずに言葉だけ並べると、は黙々と机に向かった。
その彼女の背中を呆然と眺めながら、ダーダイルはふっと口元に笑みを作る。
「…それは…そそるね」
「…え?」
作成していたはずの海図が机の上から奪われ、は強制的にダーダイルの方へ顔を向けるしかなかった。
「…ふふ、そう…怒らないでくれないかな?」
海図を床に投げ捨てて、ダーダイルはの首筋に舌を這わせる。
右手を彼女の腰に絡ませ、その小さな身体を自分の元へと引き寄せた。
そのまま強引なキスがを襲う。
舌が絡まっては、離れた。
の小さな抵抗もダーダイルには余興の一つみたいだ。
「…ふっ、んんっ、ダー…ダイルっさ…」
「あぁ、いいよ。…その表情は、俺を狂わせてくれる」
「あっ…!」
ダーダイルの左手がそっとの胸に触れた。
布の擦れる音が響いて、乱雑に服のボタンが外されていく。
「やっ、あ、あのっ…」
「…あぁ、もう面倒臭いねぇ」
ダーダイルの瞳が妖しく光って、腰に仕込んであった小刀での服を切り裂いた。
「…大丈夫。初めてのあの夜の時のように…優しくしてあげるよ」
月が青白い光を放ち、闇のヴェールで包まれていく。
「…俺を楽しませてくれるね?」
耳のすぐ側で甘い囁きが吐息混じりに響き、そのまま耳朶を軽く噛まれた。
思わず声が出そうになって、それを我慢する。
彼にはそれが余計に面白いのか、一つ一つの仕草での身体の反応を確かめていく。
「…君は、ここが感じるんだったね…?」
月の光が届かぬぐらい闇の色が強くなった。
「…綺麗だよ」

船室のランプも微かに揺れ、ぼんやりと彼の輪郭をおぼろげに写す。
「…俺の星の女神…、そう…世界でたった一人の俺だけの女神…。
…愛している。…君の全てを俺が全部確かめてあげるから…v」


…なっ、なんだこれは(何)
すみません。如月はどうしてもここら辺りで限界がきます(笑)
自分の文章に悶絶して(恥かしさのあまり)転げまわって(変人)…ですからこんなものでお許しをv(ぇ)
むしろ、誰もこんな話は望んでないかもしれませんが…(遠い目)
まぁ、ダーダイル氏だし…。微エロでいいよね☆ってかんじの短絡思考でこうなっただけです(爆死)
それでは、少しでも楽しんでいただければ幸いなのですが…v