『桜の君を想う』



君は笑うのだろうか

そっと
雨に打たれながら
君を想うよ


君は微笑うだろうか

そっと
言葉に詰りながら
君を感じる



闇夜に浮かぶ
桃色の花たち

闇夜に舞う
桃色の花弁たち



君は笑うのだろうか

きっと
雨に打たれながら
君に懺悔する

君は微笑うだろうか

きっと
言葉に詰りながら
君に恋するよ



闇夜に浮かぶ
黄色の華たち

闇夜に舞う
黄色の華人たち


ねぇ
俺は狂ってしまうのかもしれない
君という美酒に
桜の木下で花見酒