『さよならと告げないで


あぁ
どうか
君のその唇 封印させて

ねぇ
どうか
俺のこの命 終わらせて

失うものは もうなくて

嘆く者すら 既になくて

たった一人
孤独に震える 魂

褪せた追憶
孤高に聳える 塔に

黄金の芽よ 摘み取らないで

君は俺を見捨てないで

あぁ どうか
君のその唇 優しく塞いで

ねぇ どうか
俺のこの道 明るく照らして

失いたくないのは君だけ

嘆いてくれるのは君だけ

たった一人
愛を知らない 魂

馳せた空想
愛されたいよ 君に

黄金の瞳よ 告げ去らないで

君は俺を見捨てないで


さよならと 告げないで…