『何処への追求


貴女を知りたいと
願う僕がいて
貴女を知りたくないと
嘆く僕がいる

どうしてか涙が溢れ
僕は深き森の迷い子のように
泣き腫れ戸惑う
喚いて錯乱する

忘れようとしても
貴女の顔が浮かび
なかったことにしても
貴女はもう僕の心に住んでいた

この気持ちは何処

ふらりふらりと 彷徨いて
何処へ行こうとしているのか
はらりはらりと 零れ落ち
床で遺功としてしまおうか

貴女を知りたいと
叫ぶ僕がいて
貴女を知りたくないと
望む僕がいる

どうしてか気持ちが溢れ
僕はラベルのない本を探すように
飽き揺れ躓く
責め立て狂乱する

忘れようとしても
貴女の顔が浮かび
なかっとことにしても
貴女はもう僕の心に住んでいた

この気持ちは何処

ふらりふらりと 彷徨いて
何処へ行こうとしているのか
はらりはらりと 泣き崩れ
床で逝こうとしましょうか


僕は 貴女を求めてる